死の民主化は始まっている
4月13日から渋谷ヒカリエ8Fで「Deathフェス」が始まっている。
多死社会においても超高齢化社会でなかなか「死」に直面する機会が減ったこの日々である。
世界中では紛争が勃発して、陸続きの国には大勢の難民が押し寄せたり、病気が流行ったり、さらに大勢も亡くなっていくが日本はそうでもない。
昨年の死者数は過去最高の死者数を叩き出したが、それでも死を自分のまわりで死を見ることが少ない。
そんなときに、クラファンで立ち上がったこのイベント、4月14日(日)が盛り上がる日であるのは「4・14」は「良い死」の語呂合わせだ。
しかし、葬儀と葬送文化の最前線にいる人間からしたら、「良い死」なんてありえないのは「死を美化」しているからだ。
これは武士が名誉を守るために切腹とナンのかわりもない。
果たして、そんなことでいいのだろうか? |